情報工学実践セミナー(IoTセンターセミナ)のご案内

特別講演のご案内 (情報工学実践セミナー 認定対象)

現在の日本国内の災害対応では、複数組織間及び複数地点間での情報
共有に音声やFAXを用いるのが基本となるが、これらの手段には必ず人が介在し、大幅な情報共有遅延、誤聞誤伝、情報欠損などが発生するだけでなく、人的情報処理能力が災害対応全体のボトルネックになる危険をはらむ。特に大規模災害発生時には多数の組織が多地点で情報を迅速かつ正確に共有し、共有情報に基づく適切な意思決定を下すことが肝要であり、災害関連情報を人の介在を必要とせずに収集・共有できるシステムの導入、すなわち災害対応のデジタル化が急務といえます。
そこで本講演では、災害対応、及び公共活動のデジタル化に最低限必要なデータ通信性能を提供できる災害対応IoT通信システム(DR-IoT)を紹介して頂きます。

【日時】 2022年5月19日(木) 16:20 ~ 17:50

【講師】 高井 峰生 氏
大阪大学/UCLA, (株)スペースタイムエンジニアリング

【場所】 情報工学部講義棟 1204講義室
(学内からの遠隔参加用にZoom配信も予定)
※情報工学実践セミナー履修学生は【原則】対面参加とします。

【講演題目】
災害対応のためのデジタル技術活用
~Disaster Response-IoT (DR-IoT)の取り組み~

【学内窓口担当教員氏名】
情報工学研究院 情報・通信工学研究系 塚本和也

【関連講義】
無線モバイルネットワーク

【情報工学実践セミナー履修者、及び遠隔参加を希望の皆様】
以下のMoodleページからコース登録を行ってください。
https://ict-t.el.kyutech.ac.jp/course/view.php?id=11003